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NASを組んだよ。

もうタイトルの通りですが、NASを組みました。

NASを組むと言えば、だいたいはQNAPとかSynologyとかのキットにハードディスクを指してWebブラウザの管理画面で認識させてボリューム作って共有フォルダを指定する、のが普通の流れだと思います。が、それだと8ベイとかの大きなものを組もうとすると業務用かな?と言うくらい高くなるのでPCパーツを買ってきてNASを組むことにしました。

自作PCをすること自体が初めてなので適当に選んでみました。

PCケース

NASと言えばハードディスクをたくさん載っけているイメージです。

ハードディスクだけで無くライトキャッシュのためのSSDをたくさん載っけられるもの、かつ、できるだけ冷却性の高いケースを選ぶことにしました。

対応ファクターATX
MicroATX
Extended ATX
Mini-ITX
電源容量なし
2.5インチシャドウベイ2 個3.5インチベイなし
3.5インチシャドウベイ8 個5.25インチベイ1 個
前面インターフェイスUSB 3.0×2
USB 2.0×2
Audio in/out×1
カラーブラック 
重量11.8 kg幅x高さx奥行232x506x527 mm
出典: https://kakaku.com/item/K0001113771/spec/#tab
ANTEC P101 Silent

まー……デカいよね。

このケースの良いところ

  • 3.5インチシャドウベイが8個もある = ハードディスクを8本載っけられる
  • 2.5インチシャドウベイが2個ある = キャッシュ用のSSDを2本載っけられる
  • 5.25インチベイが1個ある = SSDの集合住宅を1戸 (4本入り)も入れられれる
2.5インチシャドウベイにSSDを2本載っけている様子
画像右側に写っているのが3.5インチシャドウベイ8本。フロントの冷却ファンの風を直接受ける場所にあるので非常に冷却性が高い。
ケース前面のUSB端子は光るw 付属品にはオーディオジャックとUSB端子のキャップが付いてくるので放置してたらホコリが詰まった!みたいなことを防ぐことが出来る。

CPU

NASには高機能なGPUは不要、というかグラボカードを入れると消費電力的にも不利なので、GPU内蔵のCPUを選びます。APUと称して高性能なGPUを内蔵しているAMD Ryzenは性能も良いけど値段も高い+対応マザボがだいたいmini-ITXになってSATAポートが少なめ、となるのでIntel Core i5-10400にしました。

一部界隈からはXeonにしないの?と突っ込まれましたが、一般家庭なので業務用CPUなんて手を出しませんw

第10世代なので一部ではそれまでの世代のマザボが使い回せないと一部で不評みたいですが、ど新規でこれから組むのでそういうのは関係ありません。むしろ、第10世代Core i5からはHT対応なので、物理6コアでも論理12スレッドとなってちょっとお得です。

INTEL CPU BX8070110400 Core i5-10400 プロセッサー、2.90 GHz(最大4.3 GHz) 、 12 MBキャッシュ 、 6コア

CPUファン

Core i5のリテールBOXには標準で冷却ファンが付いてきますが、やっぱりオマケなのでうるさいよ、の声多数だったのでみんながおすすめしてくる虎徹MARKⅡにしときました。

実際にリテール版のCPUファンと比べたわけではないですが、非常に回転数が低いためにほぼ無音運転できているので満足度は非常に高いです。

サイズ オリジナルCPUクーラー 虎徹 Mark II

裏面の保護用シールの剥がし忘れには要注意

メモリ

NASは安定して動くことが大事なので、下手にオーバークロックしているメモリモジュールよりも素直に定格運転で動き続けるものが良いです。ヒートシンクとかゴテゴテしてないやつを買いました。ファイルサーバとして稼働しているときに一度に大量のデータを受け付ければちょっとはメモリキャシュに載っけますが、基本的にNASはメモリを食いません。なのでやたらとたくさん載っけるよりは、コスパの良いやつを載っけることに。

メモリスロット4個にしといて後から拡張することを考えて、32GBモジュール×2個にしときます。

マザーボード

Intel 第10世代 Coreプロセッサに対応してて、メモリスロットが4個載っているもの、SATAポートが多めのものを探します。で、良い感じかなと思って買ってきたのがこれ。

ASRock Intel 第10世代CPU(LGA1200)対応 H470チップセット搭載 ATXマザーボード 【国内正規代理店品】 H470 Phantom Gaming4

このマザーボードの特長は、PCI-Express 16Xが2スロット+SATAポートが6本付いてくる割に安いところ。PCI-Express 16Xスロットが多い方が、後々10GbE NICだとかSAS/SATAコントローラとかを複数枚載せるときに役立ちます。(そしてすぐにそれらのカードを搭載したので役立った)

電源

自作している人たちが皆、「電源だけは良いやつを選べ」と言っていたので紫蘇OEMと言われている中ではお安い+PCケースと一緒の会社のものを選びました。

Antec NeoECO Gold NE750G

セミモジュラーケーブル仕様と言うことで、マザーボード用のメイン電源ケーブルだけは直付け。他のPCI-ExpressやSATAの電源ケーブルは必要なものだけ接続して使うスタイル。

購入

その昔だったら秋葉原の複数の店舗の店頭に張り出されてる価格表とか眺めて一番安いやつを求めて歩き回る、みたいなことをやらずとも、今時はAmazon.co.jpとかドスパラとかTSUKUMOとかそういうところの通販サイトでポチるだけ良いので楽ですね。

ドスパラでぽちぽちパーツをカートに入れて(約12万円ほど)PayPay払いにしたら、年末ジャンボ的なやつに当たって1割ポイント還元になりました\(^O^)/

組み立て

ここからは実況してたときのTwitterをそのままぺたり。

この後Windows Server 2019のインストール、記憶域プールの作成、仮想ディスクの構築、旧ハードディスクからのデータ移行、共有フォルダの設定、10GbE NICの増設などを実施していきました。(気が向いたら記事にするかも)

構成した記憶域プールの状態。SSD TierとしてIntel SSD x 2 + Samsung SSD x 4、HDD Tierとして8TB x2 + 2TB x 6としている。
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LGのウルトラワイドモニター2枚目を購入した。

前回の続きです。

LGの34インチウルトラワイドモニターを1枚買ってきて満足するかなと思ったものの、結局もう1枚買ってきちゃいました。1枚だけだとゲームしてるときにWebブラウザで情報得たり出来なくてな……。

さすがに2枚目まで良いやつは買えなかったので同じサイズでリフレッシュレートが普通のやつにしました。

LG モニター ディスプレイ 34WN750-B 34インチ/フレームレス ウルトラワイド(3440×1440)/IPS非光沢/HDR対応/FreeSync/HDMI×2,DisplayPort/スピーカー/高さ調節

ヨドバシの店頭で購入した。
ディスプレイポールを買ってきた。
こっちもDisplay Port x 1, HDMI x 2の構成。
ウルトラワイドモニターaaaああああああああああああああああああああああああああああああああああああを2個上下に並べてみた
なかなかの壮観w
8K壁紙を表示させてみた図。
実際に使ってるときはこんな感じ。
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LGのウルトラワイドモニターを導入した

自宅の仕事環境改善シリーズ。
机を買って、ディスプレイアームを導入し、ゲーミングPCを買ったら壊れて修理したところまでは過去のブログ記事を読んでもらえればと。

モニターを2台並べてX-Plane 11を遊んでいるところ

デュアルディスプレイアームにフルHD(1920×1080)とWUXGA(1920×1200)のモニターを2台並べていたんですが、不満がちらほら。

  • 正面に置いたモニターをメインで使っている時は良いが、サブ側を見続けているときは首がずっと違う方向を向いてしまって姿勢が悪くなってしまうことが多い
  • マイクロソフトフライトシミュレーター(MSFS)を最大化して動かしても左右方向の視野が狭い、画面跨ぎでウインドウを大きくしようとすると解像度が違うモニターを繋げているのでどこかが見切れてしまう
  • さすがに10年くらい使っているモニターなので、元がプロ用液晶モニターとはいえ色味が落ちてきた
  • 複数のウインドウ横に並べるときに1920ドットでは足りないことが目立ちだした

これらに対処しようとするといくつかの方法が考えられました。

  • 今時のフルHDモニターを2台買い直して、グラフィックスドライバーレベルでスパニング(仮想的に1画面にしてしまう)設定してワイドなモニターとして利用する
  • ウルトラワイドモニターを買って、物理的にワイドなモニターを椅子の正面に設置する
  • 大きめの4Kディスプレイを1個買って拡大率100%で横幅4096ドットの広い画面として利用する

1個目のスパニングは物理的には2枚のモニターのままなので正面に設置したら真ん中にベゼルが見えていまいます。3画面買って並べるという手もありますが、サブ×2枚になってもどちらかを見続けているときは姿勢が悪いのは変わりません。

2個目のウルトラワイドモニターを設置するのは具合としては良さそうです。ただ商品ラインナップが少ないので値段がネックになります。

3個目の4Kディスプレイ案は、たくさんの商品が出ていて価格もこなれてきています。ただし27インチくらいまでの4Kだと拡大率150%程度で利用するので実質は2500ドットくらいの横幅になって、フォントは綺麗になるけどExcelの表示領域はフルHDからあまり変わりません。
それなので43インチとかの大きなモニターを買うことになりますが、それだと設置場所に対して大きくなりすぎます。

と言うことで、多少お金はかかってしまいますがウルトラワイドモニターを買うことに。

ウルトラワイドモニターで自分が重視したのは以下の点です。

  • 縦方向の解像度が1080よりも大きいこと。具体的には1200とか1440とか。
    元々WUXGAモニターを使っていて1080よりもちょっとだけ大きいことに慣れていたのと、仮想マシンなどを立ち上げた時にゲスト側を1080ドットに設定すると仮想マシンの表示ウインドウが見切れてしまうのはちょっとしたストレスだった。(フルスクリーンにしたら仮想マシンの意味が無い)
  • IPS液晶であること。ウルトラワイドモニターはゲーミングモニターの一部なので応答速度を重視してVA液晶なものも多いのですが、やっぱり横方向の視野角が広い方が目が疲れにくいです。
  • リフレッシュレートが高いもの
    ゲームでもそうですが、Webブラウザを流し読みするときとかもリフレッシュレートが高い方が見やすいです。

これらの条件を満たすのは2020年10月時点だと以下のようなモデルでした。

【Amazon.co.jp限定】LG ゲーミング モニター 34GN73A-B 34インチ/21:9 曲面 ウルトラワイド(2560×1080)/IPS/144Hz/G-SYNC Compatible/HDR/HDMI×2,DisplayPort×1

PHILIPS モニター ディスプレイ 439P9H1/11 (43.4インチ/32:10/曲面//5年保証/「Display HDR 400」認証/3840×1200/HDMI/DisplayPort/USB Type-C)

Dell ALIENWARE ゲーミングモニター 34.1インチ AW3420DW(3年間交換保証/FPS向き/DCI-P3 98%/2ms/120Hz/G-SYNC/UWQHD/IPS非光沢/DP,HDMI)

EIZO FlexScan EV3895-BK (37.5型/3840×1600/ウルトラワイド曲面モニター/アンチグレアIPS/疲れ目軽減/ブラック)

Acer UWQHDディスプレイ CB342CKsmiiphzx 34型ウルトラワイド IPS 非光沢 UWQHD(3440×1440) 1ms(VRB) 75Hz HDMI AMD FreeSync ZeroFrame HDR Ready シルバー / ブラック

PHILIPS モニター ディスプレイ 499P9H1/11 (49インチ/32:9/曲面ディスプレイ/5年保証/ 「Display HDR 400」認証/HDMI/DisplayPort/USB Type-C/WDHD)

Dell 曲面モニター 34インチ U3415W(3年間無輝点交換保証/広視野角/フレームレス/スピーカー付/UWQHD/IPS非光沢/フリッカーフリー/DP,mDP,HDMIx2/高さ調整)

あとはお財布とスペックの比較ですが、IPS液晶パネル製造ラインを持ってて実績を持ってるのはやっぱりLGだろうと言うことでLGのものを選びました。

ヨドバシドットコムで購入して翌日届いた。
あえて湾曲を選んでみた。(使ってみた感じでは別に湾曲して無くても良かった)
Display Port x 1, HDMI x 2
設置してみたの図。
144Hzのリフレッシュレートが出てる