自宅の仕事環境改善シリーズ。
机を買って、ディスプレイアームを導入し、ゲーミングPCを買ったら壊れて修理したところまでは過去のブログ記事を読んでもらえればと。
デュアルディスプレイアームにフルHD(1920×1080)とWUXGA(1920×1200)のモニターを2台並べていたんですが、不満がちらほら。
- 正面に置いたモニターをメインで使っている時は良いが、サブ側を見続けているときは首がずっと違う方向を向いてしまって姿勢が悪くなってしまうことが多い
- マイクロソフトフライトシミュレーター(MSFS)を最大化して動かしても左右方向の視野が狭い、画面跨ぎでウインドウを大きくしようとすると解像度が違うモニターを繋げているのでどこかが見切れてしまう
- さすがに10年くらい使っているモニターなので、元がプロ用液晶モニターとはいえ色味が落ちてきた
- 複数のウインドウ横に並べるときに1920ドットでは足りないことが目立ちだした
これらに対処しようとするといくつかの方法が考えられました。
- 今時のフルHDモニターを2台買い直して、グラフィックスドライバーレベルでスパニング(仮想的に1画面にしてしまう)設定してワイドなモニターとして利用する
- ウルトラワイドモニターを買って、物理的にワイドなモニターを椅子の正面に設置する
- 大きめの4Kディスプレイを1個買って拡大率100%で横幅4096ドットの広い画面として利用する
1個目のスパニングは物理的には2枚のモニターのままなので正面に設置したら真ん中にベゼルが見えていまいます。3画面買って並べるという手もありますが、サブ×2枚になってもどちらかを見続けているときは姿勢が悪いのは変わりません。
2個目のウルトラワイドモニターを設置するのは具合としては良さそうです。ただ商品ラインナップが少ないので値段がネックになります。
3個目の4Kディスプレイ案は、たくさんの商品が出ていて価格もこなれてきています。ただし27インチくらいまでの4Kだと拡大率150%程度で利用するので実質は2500ドットくらいの横幅になって、フォントは綺麗になるけどExcelの表示領域はフルHDからあまり変わりません。
それなので43インチとかの大きなモニターを買うことになりますが、それだと設置場所に対して大きくなりすぎます。
と言うことで、多少お金はかかってしまいますがウルトラワイドモニターを買うことに。
ウルトラワイドモニターで自分が重視したのは以下の点です。
- 縦方向の解像度が1080よりも大きいこと。具体的には1200とか1440とか。
元々WUXGAモニターを使っていて1080よりもちょっとだけ大きいことに慣れていたのと、仮想マシンなどを立ち上げた時にゲスト側を1080ドットに設定すると仮想マシンの表示ウインドウが見切れてしまうのはちょっとしたストレスだった。(フルスクリーンにしたら仮想マシンの意味が無い) - IPS液晶であること。ウルトラワイドモニターはゲーミングモニターの一部なので応答速度を重視してVA液晶なものも多いのですが、やっぱり横方向の視野角が広い方が目が疲れにくいです。
- リフレッシュレートが高いもの
ゲームでもそうですが、Webブラウザを流し読みするときとかもリフレッシュレートが高い方が見やすいです。
これらの条件を満たすのは2020年10月時点だと以下のようなモデルでした。
EIZO FlexScan EV3895-BK (37.5型/3840×1600/ウルトラワイド曲面モニター/アンチグレアIPS/疲れ目軽減/ブラック)
Dell 曲面モニター 34インチ U3415W(3年間無輝点交換保証/広視野角/フレームレス/スピーカー付/UWQHD/IPS非光沢/フリッカーフリー/DP,mDP,HDMIx2/高さ調整)
あとはお財布とスペックの比較ですが、IPS液晶パネル製造ラインを持ってて実績を持ってるのはやっぱりLGだろうと言うことでLGのものを選びました。