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ASUSのゲーミングPC買ったら1ヶ月もせずに壊れて修理に2度出したら、ついにグラボ交換されて帰ってきた件

https://blog.blue.wirednet.jp/2020/08/10/692/asus%e3%81%ae%e3%82%b2%e3%83%bc%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%82%b0pc%e3%81%ae%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%9c%e3%81%8c%e5%a3%8a%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%80%81%e4%bf%ae%e7%90%86%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc/

上記の続きです。

グラボ交換されて返送されてきました

「電源投入後、ASUSロゴ画面に反転が表示され、その後画面真っ暗に反転。→VGAボード交換」でしょうね……始めからそうなんですけど。
1回目の修理センターで再現しなかったのが不思議でござる。

とりあえずFF15ベンチ

その他、いろいろとベンチマーク回してみたりゲームで遊んでみたりしてみましたが、今のところもう例の赤紫色?ピンク色の反転は出ることはなくなりました。

まとめ

ASUSのサポート窓口はちょっと日本語がネイティブではない方が出てきますが、起こってる事象と調べて欲しいことをちゃんと内部で共有してくれるので、別に悪くないと思いました。

1度目の修理で事象が再現しなかったのは不可解ではありますが、2度目の修理では修理センターの技術員の方から丁寧なTEL連絡も頂き、VGAボード交換とエージングの上で返送と言うことまで説明いただけました。

修理回収・返送には、日通航空を使っている関係で特に引き取りは時間がかかるところが人によってはちょっと難点になるかも。
# ペリカン便の日通とは異なり、日通航空は業務用貨物をメインにしている会社なので平日しか動いていない。

当然ながら初期不良扱いで修理代(部材+技術料)は全て無償でした。

トータルで考えても15万ちょっとのPCでちゃんと普通にサポートされたのでASUSにしといて良かったかなと思います。(パーツから自作してたら切り分けやら店舗への持込やらいろいろと面倒くさかっただろうなと……)

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ASUSのゲーミングPCのグラボが壊れて、修理センターに送ったけど再現せずに帰ってきた件

上の記事の続きです。

「修理センターでは現象再現せず」「ただOSが起動しなかったのでストレージを初期化(OSリカバリ)」で返却されて帰ってきました

ってことで、Windows 10 Homeの初回起動画面です。
確かにあのピンクの反転が出てない。うーむ。

最初に買ったときと起動後の壁紙が違ってきてます。。。
プリインストールされているOSのバージョンと、リカバリ領域のOSのバージョンとか微妙に違うんだろうか。

お、これは一時の迷いだったのでは。グラボ故障じゃなかったのかな、と思った数時間後。
また再現しました。。。orz

もうこれどう見ても壊れてるだろ

こうなるとグラボがOSから全く認識されなくなります。ドライバのアップデートとかしたところでデバイスとして正常に動作していないから意味がない。

ということでどう見てもグラボ故障でしょ、ありがとうございました。

修理センターにもう一度送り直しです。ちくしょう。

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EdgeRouter-Xでポリシーベースルーティング(PBR)を使ってリモートデスクトップやSSHだけ経路を変更する

透過型プロキシの設定方法とほとんど一緒ですが、、、
AzureやAWS等のクラウド上のVMにリモートデスクトップ(RDP)接続したりSSH接続するときだけ、静的IPアドレスを持っているPPPoEセッション経由で通信させるように設定してみました。

前提として、通常のインターネット接続は動的NATになるDS-Lite接続側に流しておいて、RDP/SSHだけ固定IPアドレスを持っているPPPoE接続に流したいものとします。
# DS-LiteはIIJmio、PPPoEはi-revoを使ってます。

Fig.1 今回設定するネットワークの概念図

PPPoE接続の追加

set interfaces ethernet eth0 pppoe 0 default-route none
set interfaces ethernet eth0 pppoe 0 mtu 1492
set interfaces ethernet eth0 pppoe 0 name-server auto
set interfaces ethernet eth0 pppoe 0 password PASSWORD
set interfaces ethernet eth0 pppoe 0 user-id USER@i-revonet.jp

ここで重要なのは、default-route noneの記述。
これを書いていないとPPPoE接続がデフォルトルートとしてルートテーブルに載ってしまって、DS-Lite側にトラフィックを流せなくなります。

あとは適当にIPマスカレード(NAPT)の設定とか。

set service nat rule 5003 description 'masquerade for WAN'
set service nat rule 5003 log disable
set service nat rule 5003 outbound-interface pppoe0
set service nat rule 5003 protocol all
set service nat rule 5003 type masquerade

PBR用にルートテーブルを用意する

set protocols static table 10 interface-route 0.0.0.0/0 next-hop-interface pppoe0

後述するPBRで利用するルートテーブル10番を作成して、ネクストホップをPPPoE接続にしたデフォルトルートを持つようにします。

PBRで引っかける通信のフィルタ条件を用意する

set firewall modify PBR1 description 'PBR route for RDP/SSH'
set firewall modify PBR1 rule 100 action modify
set firewall modify PBR1 rule 100 destination address '!192.168.0.0/16'
set firewall modify PBR1 rule 100 destination port 22,3389
set firewall modify PBR1 rule 100 modify table 10
set firewall modify PBR1 rule 100 protocol tcp
set firewall modify PBR1 rule 101 action modify
set firewall modify PBR1 rule 101 destination address '!192.168.0.0/16'
set firewall modify PBR1 rule 101 destination port 3389
set firewall modify PBR1 rule 101 modify table 10
set firewall modify PBR1 rule 101 protocol udp

ルール100番は、自宅で使っているアドレス空間(192.168.0.0/16)以外の宛先に対する、TCP 22 (SSH)とTCP 3389 (RDP)の通信を引っかけて、ルートテーブル10番を利用するようにしています。

ルール110番は、同じくUDP 3389 (RDP)の通信を引っかけています。
# リモートデスクトップ接続はTCP/UDP 3389を両方セットで通信出来るようにしておくと、最初の認証系の通信以外はほぼUDPのみで通信してくれるようになって、応答性やロバスト性が向上することが多い。

PBRをインターフェースに適用する

set interfaces switch switch0 firewall in modify PBR1

リモートデスクトップ接続やSSH接続を利用するクライアントが所属するインターフェースに対して、PBRを設定する

実際に動いているか確認する

設定先のインターフェースを間違えると全然動かない!みたいなことになるので、そのときは統計ログを見てみると良い。

show firewall modify PBR1 statistics