一戸建ての屋根裏には広い空間が残されている。(場合がある)
で、ずっと気になっていたんですが、育児休業でまとまったお休みが出来たこともあり、そういうのが得意な工事業者さんにWebで申し込み。
まとめて屋根裏工事パック的なものでやってもらいました。
具体的には、屋根裏に出入りするためのハシゴを付けてもらい、床板や照明、換気扇を付けてもらうことに。下見から工事までは4ヶ月ほど待ちました。人気らしい。
工事する前
下の写真は家の引き渡し前確認の時に撮影してた屋根裏の様子。
この梁の上に床根太やら床材やらを敷き詰めていけば、13畳ほどのスペースが確保できそうとのこと。(業者さん談)
工事した後
工事中は4人の職人さんが行ったり来たりしてて資材の運び込みやら何やら忙しそうだったので写真撮影は遠慮。で、出来たのがこちらです。
屋根裏を改良する
工事パックでやってもらったのはここまで。普通はここで満足すると思いますが、、、うちの場合、困ったことが3点ほど出てきました。
- 収納ハシゴの隙間から冷たい隙間風が下りてくる。
- 屋根材がむき出しなので、太陽光発電システム設置時のネジが飛び出してきてたために頭が危ない
- 換気扇は付けたものの、空気の流れが上手くない
収納ハシゴに蓋を付ける
収納ハシゴの隙間風を止めるには、以下の2通りのやり方があります。
- 収納ハシゴの隙間を埋める
- 屋根裏側で収納ハシゴに蓋をして、風がながれないようにする
1については、ホームセンターなどで売っている隙間埋めテープを使って隙間を埋めることに。ただ、それだけだと、ちょっとした隙間までは塞ぎきれず、特に冷たい空気が流れてしまいます。
そのため、1と2を両方対策として実施することにしました。
屋根材の裏側にシートを貼り付ける
屋根材の裏側には太陽光発電システムの設置に用いたアンカーのネジが飛び出してきていて危なかったのと、一応気休め程度の遮熱効果を狙ってシートを貼り付けることにしました。
換気扇を取り付ける
屋根裏には熱い空気や湿気がこもりがちなのでちゃんと換気してやらないと収納庫として機能しない。(そうしないと熱や湿気で入れたものが痛んでしまう)
うちの場合、屋根裏の隣には吹き抜け天井のリビングがあったので、そこから空気を流してやることにしました。
換気扇を自動運転する
屋根裏は常に換気するのではなく、「暑いときは換気する、寒いときは換気しない」をやらないといけません。でないと必要以上に温度変化してしまうと収納しているものが痛んでしまいます。
そのためには、NHKのテイクテックでも取り上げられていた通りで、温度センサー→条件分岐→換気扇のオンオフをしなければなりません。
センサーを調達する
テックな人たちであれば、ここでRaspberry Piと温度センサーを組み合わせて……とかをし始めるところですが、今時はもっとお手軽なものがるので買ってきました。
SwitchBot 温湿度計 https://www.switchbot.jp/meter
このSwitchbot温湿度計だけだと、Bluetooth BLEでスマホアプリと直接やり取りするだけで留守中などは動作しなくなってしまうので、下記のSwitchBotハブミニと組み合わせて対応クラウドサービスに連携することにしました。
SwitchBotハブミニ https://www.switchbot.jp/product-page/switchbot-hub-mini
コンセントのオンオフが出来るようにする
換気扇はコンセントから電流が流れればON、電流が止まればOFFという、とても単純な機器なので、スマートコンセントとの相性が非常に良い。
HS105 | Wi-Fi スマートプラグ | TP-Link Japan https://www.tp-link.com/jp/home-networking/smart-plug/hs105/
IFTTTで温度に合わせて制御する
SwitchBot 温湿度計 → IFTTT → スマートプラグHS105の流れで、温度が高ければ換気扇がON、温度が低くなったら換気扇をOFFと設定してみます。
まとめ
屋根裏に収納庫を作って、いろいろと手を入れてみた話でした。
ちなみに2020年のゴールデンウィーク時点で、外気温が28度程度の時に屋根裏は37度ぐらいまで暑くなってました。この程度で収まっていると考えるか、まずいと考えるかは、真夏になってどれぐらいの温度になるのか見極めてみたいと思っています。
あまりに屋根裏が暑くなるようだとエアコン設置したくなっちゃうんだよな……。