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Azure Stack Development Kit 1910をインストールする(その4)

その3の続き。

セットアッププロセスの開始、数分後にAzure ADのサインイン画面が表示される。(これもウインドウの下に隠れて表示されるので気づきにくいw)

Azure ADへサインインが完了すると、セットアッププロセスが引き続き実行される。ここから大体数時間はかかる。

そしてサーバによってはここでエラーが出てくる。

エラーメッセージの中でresult fileとしてXMLファイルが出ているので中身を見に行くと、BareMetal.Tests.ps1の中でこけていることが分かる。

大概はメモリのParts Numberが$nullでTrim()が呼び出せないのが悪いので、Trim()を削除して再実行する。

最初にやったのと同じようにasdk_installer.ps1を実行。

ここからまた数時間放置。。。。

で、数時間経過。。。。

出来ました!!

その5に続きます。

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Azure Stack Development Kit 1910をインストールする(その3)

前回のその2に引き続いてセットアップ作業の続き。

無事にCloudBuilder.vhdxを元にVHDブートしてきたらまっさらなWindows Serverが起動してくる。(ちなみにログイン可能になるまでは、2~3回程度自動で再起動して無人セットアップが走っている)

ASDKのベースOSは、Windows Server 2019 Datacenter Edition。

Azure Stack Portalの操作に不便がないように、最初からInternet Explorer セキュリティ強化の構成はオフになっている。

再び、管理者権限でPowerShellウインドウを開き、手引きに従ってセットアップを実施していく。

元のドライブ(C:\ではないところにある)asdk_installer.ps1を実行せよ、と書いてあるけど、大抵はDドライブにマッピングされているはずなのでそこに移動して実行。

このときに、セットアップ画面がPowerShellウインドウの下に表示されて出てこないことがあるので注意。数分経っても起動してこない、と慌てずにウインドウを切り換えると表示されてくる。

Azure Stackの認証に用いるAzure ADのディレクトリ名を入力する。
(別にバレても良いけどとりあえずマスキング)

ASDKのアクセスに用いるネットワークを1つ選択する。たくさんNICを搭載していても実際に使われるのはたった1個。

時刻合わせに用いるNTPサーバをIPアドレスで指定する。
DNSサーバは空欄であれば、勝手にDHCPで取得したサーバを利用してくる。

ウィザードで入力した内容を、リトライする場合に参考となるセットアップコマンドが表示される。このままDeployボタンを押すとセットアッププロセスが開始される。

セットアッププロセスが開始され、セットアップログが表示され始める。
※実際はセットアップログをtailしているだけ。

その4に続く。

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Azure Stack Development Kit 1910をインストールする(その2)

前回のその1に引き続いてインストール作業を進めていく。

管理者権限でPowerShellを起動する。

開発キットのホスト コンピューターを準備するの手順に従って、 C:\AzureStack_Installer\asdk-installer.ps1 にGitHubから最新のインストーラーをダウンロードする。(実際はWebサイトのPowerShellコマンドをそのまま実行すれば良い)

CloudBuilder.vhdxの場所を聞かれるのでBrowseボタンからCドライブ直下の仮想ディスクの場所を教えてやる。

ASDKが起動した後にアクセスするための、管理者アカウント、パスワードを聞かれるので入力する。

コンピュータ名やIPアドレスを自分で静的に設定したい場合もこの画面で指定してやる。

この後は、CloudBuilder.vhdxからリブートして、実際のASDKの構成に入る。

その3に続く。